日本に古くから伝わる木組工法の進化した工法で、在来工法とも呼ばれています。コンクリートの基礎、木の土台、柱、梁、桁、屋根組みなどの骨組み、壁や天井、床の下地なども木材を使用します。
昔の木造軸組みと大きく異なるところは、基礎、土台、柱、梁などすべての構造材を結び補強する為に、緊結金物やボルトなどの金物を使用している点です。 適切な金物による補強をすることで、効率よく地震対策をしています。
もう一つ、日本において家を作る上での大切なことは、日本の気候風土に合った家づくりをするということです。湿気の多い日本で、吸湿、放湿性に優れている木材を使って家を建てるということが、まさしく風土に合った家づくりになると考えます。しかし、その吸湿した湿気というものは、表面結露または内部結露を起こしたり、カビを発生させたりもします。
そこで、シンワではこの木材の持つ吸放湿の特徴を、最大限利用するために、内装仕上材を透湿性の高い材料である塗り壁材や透湿クロスで仕上げます。 また、壁内部へ透過した余分な湿気や有害物質は、壁内部に発生する上昇気流を利用し棟換気よりさせる工法であるＷＢ工法を薦めています。
